観光トロントの公式ウェブサイト

エアカナダ・ルージュ搭乗記

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現在(2015年7月)、日本とカナダを結ぶ直行便は3空港(成田・羽田・関空)から、トロント・バンクーバー便が運行中。それぞれ特徴のある機体が使用されていますが、この先ごろドリームライナー(ビジネスクラス)とエアカナダ・ルージュ(以下ルージュ)に乗る機会がありましたので、レポートをしたいと思います。

今回はまず、ルージュです。

ルージュとは?

2015年5月より、エアカナダは関西国際空港(以下関空)とバンクーバーを結ぶルートを再開しました。この便は、ルージュというブランド名がついています。

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ルージュはトロントを起点として、レジャー都市(カリブ、メキシコ、アメリカ)を比較的安価に結ぶ目的で設立された航空会社で、通常のフライトに比べると特色のあるサービスを提供しています。スタートは北米便でしたが、ヨーロッパ便に加え今回初めてのアジア便に関空線が選ばれた、ということになります。

サービスの詳細は下記ウエブサイト(日本語)に詳しく掲載されていますので、参照してください。
http://www.aircanada.jp/rouge/KIX/

以下、実際に乗った体験も含めて特徴的な部分をいくつかピックアップしてみたいと思います。

関西からバンクーバー乗り継ぎという選択肢

現在トロントへは成田及び羽田からの直行便が飛んでいます。関東に住んでいる方は両空港へのアクセスが基準になりますが、今回近畿にお住まいの場合、ルージュを使ってダイレクトにカナダに来ることができるようになりました。西の空の玄関口である関空とカナダがダイレクトにつながったことは喜ばしいことです。

トロントへ向かう場合、従来から成田と羽田から直行便に乗るのが一般的なルート。今回のルージュでトロントに向かう方法は一般的ではありません。

ただ、現代の旅は多様化しています。

カナダ観光の東の玄関口となるトロントへぜひ来ていただきたいわけですが、広大な大自然カナダを味わい尽くすという意味では、バンクーバー、カナディアン・ロッキー、ユーコン、イエローナイフのオーロラなど、西のエリアに見どころはたくさんあります。

トロントの場合は何と言っても、こうした西のカナダに負けないナイアガラの滝観光があり、カナダ最大のエンタテイメント&グルメシティのトロントはナイアガラの滝からわずか1時間半。近畿圏からルージュを使ってバンクーバーへ来ていただき、カナダ西部の観光を済ませて、さらに東へとカナダ観光を楽しんでいただきたいと願うわけです。

バンクーバーとトロントの2カ所を経由することで、カナダ観光の幅はたいへん大きくなりますが、特に今回、近畿圏からダイレクトにカナダにアクセスできるようになったことは、嬉しい限りです。

ルージュに乗ってみました

出発です。

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今回、東京に滞在していましたので、まずは国内線を使って関空まで向かいます。日本の国内線はコードシェアの全日空が指定されています。

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国内線での手続きは、「スター・アライアンス」の看板のある窓口で行うと、バンクーバーまで直接向かうように手続きしてくれます。

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エアカナダの場合、預け入れ2個、機内持ち込みは2個ですが、全日空の国内線は預け入れ1個、機内持ち込み1個と違うので、やりくりが必要ですね。

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搭乗案内書というものを発行してもらいます。搭乗券の変わりになります。

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搭乗前の荷物の保安検査を受けます。

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搭乗口を確認し、機内に乗り込みます。

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機体はB767-300でした。全日空に乗ると、機内誌「翼の王国」を読むのが楽しみです。

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座席に座ると、こんな感じです。

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昔な感じです。

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約1時間、ひと眠りしたら関空に到着です。

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国際線出発は4階です。

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バンクーバー行きは、午後4時25分発です。

なお、スケジュール、搭乗口などは搭乗時のものとなり、変更等が加えられる場合がありますので、詳細は旅行代理店あるいは公式ウエブサイトでご確認ください。

フライトスケジュール:http://www.aircanada.jp/rouge/KIX/schedule/

出発までの流れ

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関空のエアカナダ・カウンターは第一ターミナル「D」。フロアの真ん中あたりになります。AC1952便の出発は午後4時25分ですが、窓口は午後1時半頃に開きましたので、早速手続きを済ませて、保安検査場に向かいます。

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エアカナダの係員から、手続き時にタグをつけられました。これは、機内持ち込み制限内であることを確認済み、という最近のルール。それでも結構大きなバックパックを持って入ろうとしている人を見かけました。

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出発ゲートは10番(北ウイング)でした。荷物のセキュリティー・チェックを済ませ、パスポート・チェックを抜けると、正面にゲート番号の表示が出ます。向かって左手方向に進みます。

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免税店を抜けると、ちょうど行き止まりのようになっています。

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突き当たりまで行くと、電車が待っていますので、それに乗り込みます。搭乗ゲートは10ですから、4-11という電車に乗ります。

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トロント国際空港でもおなじみの空港間を結ぶ無人列車は、ホームドア式。

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中に入ると間もなくして出発です。

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ゲートまでは約90秒と書いてあります。

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あっという間につきました。

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エスカレーターを使って、ゲート階に降ります。

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時間が早いので、がらんとしています。

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これが搭乗ゲート。

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ここにも、簡単な免税品店と、

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うどんなどが食べられるフード店があります。

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せっかくなので、関西うどんを食べてみました。

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ゲートの構成はこんな感じになっていて、ここからは中国行きの便も出ているようです。

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手荷物は、ざっくりいろいろ入るボストン1個。

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椅子は結構ゆったりしています。

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機体がやってきました。赤いデザインがかわいいです。

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ゲートに横付けされたところ。

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搭乗時間になりましたので、乗り込みます。

機内の第一印象は?

機内に入ってみます。

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これはプレミアム・ルージュ席。かなりゆったりしています。

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こちらはエコノミー席。

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リゾート風の制服を着たキャビン・アテンダント。年齢も若い感じでした。なお、日本人のキャビン・アテンダントは搭乗しないかわりに、日本語がとても上手な方が一人いて、気流の悪い所を通過する場合等の機内アナウンスを上手にこなされていたので安心でした。基本はカナダ国内線に搭乗しているのと同じような感覚です。頭上の荷物スペースは、通常の機内持ち込みサイズが入るタイプ。一般的です。

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ルージュで使われる機体は2種類ありますが、乗ったのはB767-300。羽田〜関空の全日空機と同じでした。

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座ってみます。私は身長169センチで一般的な日本人(男)と思いますが、座った感じでは膝がちょうどぴったりかな? 

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左手の手元にキャビン・アテンダントの呼び出しボタンと読書灯のボタンがあります。無造作にひじをつくと押してしまうかな?

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電源は足下です。

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座席にディスプレイはありません。機内エンタテイメントはiPadなどで自分で接続します。これがルージュ機の特徴です。

ルージュ機内エンタテイメント初体験

今回のルージュの一つの目玉は、機内ネットワークWifiに自分のiPadなどをつないでエンタテイメント・システムを使うというもの。理由はコスト削減で、そのぶん若干チケット代も安くなっているようです。

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実際につなげられるのは、離陸して安定してから着陸のため高度を下げて行く段階までの時間帯。乗り込んですぐネットワークを探しましたが、見つかりませんでした。

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iPadの場合、一般設定からWifiネットワークを検索すると、2つが見つかります。どちらか一方につなぎます。パスワードは特にありません。

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Wifiに繋いだら、アプリを立ち上げ、「ルージュ」をタッチすると、この画面が出てきます。事前にiPadなどにエアカナダのアプリをインストールしておく必要があります。機内でのダウンロード&インストールはできませんので、乗り込む前に必ず行っておいてください。インストールをしていない、あるいは持っていない場合は、機内でレンタルすることができます(有料)。

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英語かフランス語を選びます。

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これがメイン画面。シンプルです。ここから好きなジャンルを選びます。

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映画の画面を選んだ所。

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ネットワークに接続中。この時はなかなか繋がらなかったので、Wifiの選択画面に戻り、もう一つのネットワークを選んだら、すんなりと動くようになりました。

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画面を横向きにして、映画を見ます。常に持っていないといけないので、それがつらいかも・・・

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お食事の時は、ちょっとややこしいですね。

ルージュのお食事は?

お食事は2回。

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標準的なエアカナダのお食事です。

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到着前は、ホットサンドとヨーグルトでした。

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アルミホイルの中身は、チーズのホットサンド。北米のダイナーで出てくるようなカジュアルな朝食という設定ですね。なお、飲み物ですが、コーヒー&紅茶などソフトドリンクは無料。アルコール類は有料(クレジットカード払いのみ)となります。私の場合、搭乗前に好きなボトルのお水を買って入りましたから、特に不自由は感じませんでした。

バンクーバーからトロントへ国内乗り継ぎ

バンクーバーに到着です。ここでカナダ入国になりますので、いったん荷物を受け取り、税関と入国審査を受けます。

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ターンテーブルから預け入れ荷物を受け取ったら、右手奥の「カナダ国内乗り継ぎ」と書いてある方に進みます(外に出ません)。カナダ国旗が目印です。

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係員がいて、ベルトコンベアのような機械があって、「どこへ行くか?」と聞かれますので「トロント」と答えると、「そこに荷物を載せてください」と言われます。乗り継ぎ便への荷物受け渡しになります。通路の先にエレベーターがありますから、4階に上がります。

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長い通路を歩き、

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次の便の搭乗ゲートを確認し、

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エスカレーターで搭乗口のある階に降りて行きます。

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おなじみのバンクーバー国内線の風景です。

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随分歩いて、搭乗口に到着。乗り継ぎには2時間あり、ほぼ定刻に到着しているので余裕があります。ここのところ、エアカナダでは搭乗に「ゾーン」という方式を使って、座席のエリアを1〜5にわけて搭乗するようにしています。自分のゾーンはチケットの右上に書いてあります。

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エアバス機でしたが、座席はこんな感じ。

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ほぼ満席でバンクーバーを出発。

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正午の便でバンクーバーを出発し、トロント国際空港に到着したのは夜でした。

「UP Express」の新しいカウンター

トロント国際空港では、第一ターミナルに到着です。

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荷物を受け取ったら外に出ます。

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空港とダウンタウンを結ぶ「UP Express」の新しいカウンターができていました。成田・羽田直行便で到着した場合は、ロビーに出たら左側のスロープを降りてまっすぐ右斜め前方向です。ここでPRESTOカードを買うことができます。

「UP Express」参考ブログ:http://blog.seetorontonow.jp/?p=4055

なお、ここからTTC(トロント市交通局)を使ってダウンタウンへ向かう場合、トークンはお隣の「TRVELEX」で売っていますので、日本からついたばかりでカナダの小銭がない場合は、たいへん便利です。

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「UP Express」に乗ってダウンタウンを目指します。

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車内は空いているので、荷物はこんなふうに座席の前に置いてしまいます。25分ですが、感覚的にはあっという間に到着です。長旅でしたから、さっと乗ってすぐ着くというのは助かります。

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ユニオン駅に到着。外に出るとCNタワーのイルミネーションがきれいでした。

次回は成田線ドリームライナーのビジネス・クラスについてレポートをいたします。


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