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トロント6IXストーリー Adeyemi Adegbesan

トロント観光局では、”Stories from the 6IX” というテーマでオリジナルムービーが制作されています。その内容は、トロント観光の新しい試みで、暮らすように旅するという興味でムービーとインタビューを読み解くと、インサイト溢れたものになっています。

http://www.seetorontonow.com/my-toronto/stories-from-the-6ix/

今回は、第1回目として地元トロントで活躍するビジュアルアーティストの Adeyemi Adegbesan のインタビューをご紹介します。

彼をフィーチャーしたオリジナルのショートムービーと、彼のインスタグラムのアカウント(@soteeoh)もあわせてごらんください。

以下、インタビューの内容です。

「トロントは、その都会的な風景に魅力を感じるけど、生活感溢れるネイバーフッドの風景や商店の看板も時間をかけて見てみたいよね。理由は、これら2つのロケーションを比べると、それぞれ”全く別な場所”という感覚があって、サインが英語じゃなかったりするところが、街として素晴らしいと思うんだ」

と語る彼は、根っからのトロントニアン(トロントで生まれ育った人の愛称)。

インタビューは、ケンジントンマーケットのカフェ”Moonbean”で行われた。ここは周りに会話が溢れていて、座っていると今を生きていると感じられるのは、店内にWifiがないということもあるのかもしれない。オーナーの Alan Erdstein が長年にかけて作り上げたウエルカムなスペースは、自身で焙煎するコーヒーに通じるものがあるのだろう。Adeyemi が考える街のパースペクティブを聞き出すのに最適な場所だと感じたので、ここをインタビューの場所として選んだわけだ。

WHAT DO YOU LOVE ABOUT TORONTO?

街は決してパーフェクトではないけれど、その文化と多様なところが大好きだよ。とにかく誰一人として同じではないと思えるくらいに別々な背景を持った人々が、それぞれの思いを通して街を一つにしているからね。そういうところに、僕たちは住んでいるんだ。

WHAT’S YOUR FAVOURITE NEIGHBOURHOOD?

ネイバーフッドで一番のお気に入りはここ、ケンジントン・マーケット。まるで街全体を凝縮しているように感じるよ。街がザラザラしているところもいいよね。ケンジントンは、トロントの”カルチャーのエッジな部分”をうまく取り込んでいるように思える。

旬はたくさんのアーティスト達が集まってきてネイバーフッド全体を進化させてる ”East Side Rebellion”。ここは注目してるよ。アーティストがクールに仕立てると、ヒップスターがやってくる。そしてビジネスが後追いで来る。こんなサイクルがあちこちで繰り返されているのが、この界隈の今ってとこかな。

WHEN WOULD YOU RECOMMEND PEOPLE VISIT TORONTO? WHY?

秋だね。特に9月の終わりから10月初め。まだ少し暖かいし、紅葉も綺麗。トロント国際映画祭ニュイ・ブランシェといった大きなイベントが毎週末に行われているからね。自分的には、トロントを知るには ”この時しかない!” っていう感覚があるんだけど。世界を見回しても、こういう気分にさせる街は例がないような気がするよ。

国際映画祭のことを言ったけど、加えれば “Manifesto” も大事なイベントだと思う。あまり知られていないのが残念ではあるけれど、もう10年を超えるアートとカルチャーのフェスティバルで、パネルディスカッションやコンサートなどトロントローカルのアーティスト達がフィーチャーされている。トロントを知る素晴らしい体験になる思う。(インタビュー終わり)

以上、いかがでしたか?

出てきた Moonbean は、ケンジントンでは老舗の部類に入る場所で、ここは「古き良き」ケンジントンが今に息づくカフェです。途中、”East Side Rebellion” というキーワードが出てきます。これなどは彼がいかに今のトロントの若者の心を捉えるラップ文化の只中にいるか、という気分を良く表しているように思いますし、最後に “Manifesto” に触れているのも、興味深いところです。

訪れる街の文化のディープなところに触れたい、と思うような旅を目指しているなら、彼の言葉にはいくつもの興味深いキーワードが現れています。旅を通してトロントを知りたい、そんな風に考えた時、街を良く知るトロント観光局が作った彼のムービーに映る風景を探してみてはいかがでしょう?

あるいは彼のインスタグラムに映し出されている風景を追いかけてみる、というのも一つの旅のスタイルになるかもしれませんね。


Category: 暮らすように旅する |

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